難産の確率は高いですか?

高齢出産は難産確率が上がりますか?

難産確率が上がるかどうかの前に、まず「難産とは何か」という話をします。

 

難産とは、分娩時間が長時間にわたったり、分娩にさまざまな医療処置が必要になる状態を言います。そして、難産の理由としては以下のものがあります。

 

  1. 妊婦の体力の低下
  2. 産道が硬くなったり、子宮口が開きにくい
  3. 肥満していて脂肪が産道を圧迫する
  4. 妊娠中毒症のせいで胎盤機能が落ちている
  5. 赤ちゃんが大きくてお母さんの骨盤を通らない
  6. 逆子になっていて産道を通らない

 

以上のように、難産の理由は実にさまざまです。

 

この理由のなかで、高齢によるものは「妊婦の体力の低下」と「産道が硬くなったり、子宮口が開きにくくなる」といった部分です。

 

データによると、女性が35歳を過ぎてくるとだんだん産道が硬化したり、体力が落ちたりして、お産が長時間になることが増えてきます。ただ、体力や筋肉の柔軟性は個人差が大きい部分なので、例えばスポーツをしていて体力に自信があったり、生まれつき柔軟性の高い人であればリスクは軽減されます。

 

当然、体がなまっていたり、もともと体力が少ない女性の場合、若くても難産になってしまう可能性があるのです。

 

また、「妊娠中毒症」も高齢がリスクになりやすい部分ではありますが、どちらかというと肥満の方が妊娠中毒症のリスクとしては大きく、日ごろから肥満に注意していれば難産の可能性は低減することができます。

 

よく「病は気から」と言われますが、スムーズなお産のためにはメンタル面も大きな要素となります。そういう面では、35歳以上のいわゆる「高齢出産」の女性のほうが、20代の若い女性よりもメンタル面や気力では上回っていることも十分ありえます。

 

大切なことは、高齢出産だからといってただ難産を恐れるのではなく、運動など自分にできることをしておいてリスク軽減につとめることが重要なのです。

 

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