子育ての苦労は高齢出産の方が大きい?

高齢出産の子育ての苦労

さまざまなリスクを超えて出産を終えた後も、「子育ての苦労」という問題があります。高齢出産だとママがどうしても高齢となるため、さまざまな苦労が発生するのです。

 

一人目と二人目の違い

第二子以降が高齢出産となるケースもありますが、年を取ってからの出産は全く別物という意見が多いです。赤ちゃんの世話は体力仕事が多いですが、若いころはまだまだ筋力も体力もあるので勢いで子育てできてしまいます。しかし、二人目以降が40歳を超えてからの出産となると、体力も筋力も若いころとは違いずいぶんと衰えてきます。そこでハードな赤ちゃんの世話をするのはなかなか苦労しやすいのです。

 

赤ちゃんとの年齢差

 

例えば45歳で出産したとるすると、子供が小学校に入学するころには50歳を超えてきます。周りには、自分よりも20歳近く若いママがたくさんいることになるでしょう。ママ自身は気にしなくても、子どもがどう思うかはわかりません。

 

また、子どもが30歳くらいになるまでは、両親とも健康でいたいと思うのが親心です。しかし、前述のケースだとママは75歳になっています。パパも同年代だとすると、両親揃って70歳を超えてくることになるため、健康面でも不安があります。

 

夫が高齢の年の差婚も増えていますが、子どもが成人したころには夫は生きていないというケースも考えられます。

 

もちろん、そういったリスクばかり考えていたら前に進むことができませんので、ポジティブに考えることも必要です。今は高齢社会で医療も発達しているので、健康に過ごすことができれば80歳以上生きることも十分できます。子どもの成長が原動力になって長生きすることも考えられるので、できるだけプラスにとらえるようにするとよいでしょう。

 

悪いことばかりではない高齢出産

 

いろいろ暗い話をしてしまいましたが、高齢出産は悪いことばかりではありません。

 

まず、仕事をしている場合はある程度のキャリアを積んでいることになります。なので、出産後焦って仕事に復帰しなくても、ある程度余裕をもって過ごすことができます。また、20代の男女に比べて人脈も構築されているはずなので、困難に面した場合は誰かが助けてくれるかもしれません。

 

当然、経済的な余裕も持ちやすいので、金銭的にはゆとりのある子育てができる傾向があります。経済的にゆとりのない20代の夫婦の場合、体力はあっても、お金がなく子育てがいっぱいいっぱいになって苦労するケースが多いです。また、その精神的余裕のなさが、虐待やネグレクトなどにつながってしまうことも多いようです。一方、キャリアを積んだ夫婦の高齢出産の場合は経済面では有利ですし、精神的に余裕があるのでゆとりのある子育てがしやすいのです。

 

確かに40代での妊娠~出産にはどうしても困難がともないますが、子どもが無事に生まれてからの子育てについては悪い面ばかりではないことは覚えておいていただければ幸いです。